補助金と助成金について

      

札幌の行政書士法人Aimパートナーズです。

 

本日は、補助金と助成金についてお話させていただきます。

 

[目次]

◆補助金と助成金

◆さいごに

○補助金・助成金

補助金は主に経済産業省や地方自治体などから個人事業主や中小企業などに向けて、その事業(新規事業・販路開拓・生産性向上など)を支援する制度です。助成金は主に厚生労働省や地方自治体などから労働者の雇用や労働条件に関するもので、雇用の安定、職場環境の改善、仕事と家庭の両立支援、従業員の能力向上などに対して助成される制度です。

それぞれ条件を満たしている場合に申請をすることができます。

 

○審査について

補助金には、申請後審査があります。申請ごとにポイントがつき、ポイントが高い順から採択されます。下記は農林水産省が公開している補助金候補者の選定に係る審査基準です。

【目的・目標の妥当性】

・事業テーマに適切に対応し、政策性を有する提案課題となっているか。

・事業実施の目的・目標が、具体的かつ明確に設定されているか。

・目標の達成を判断するために、適切な指標を設定しているか。

・目標の達成により、事業テーマに応じた我が国農業が抱える課題の解決に向けた効果が期待できるものとなっているか。

【事業実施計画の妥当性】

・目標達成のための妥当なスケジュールであるか。

・予算計画は妥当なものになっているか。

・目標達成に必要な取組内容を過不足なく取り上げているか。

・事業実施計画における取組内容間の関係及び順序は適切か。

【事業実施体制の妥当性】

・事業を的確に遂行するために必要な実施体制、事業整備等を有し、役割分担、責任体制が明確になっているか。事業を推進するために効果的な実施体制となっているか。

・事業代表者に十分な管理能力があるか。関連する取組の経験、実績を相当程度有しているか。

・特定の事業実施場所を選定する事業にあっては、事業内容に適した事業実施場所が選定されているか。

・事業遂行に係る経理その他の事務について的確な管理体制及び処理能力を有しているか。

【国の支援の妥当性】

・申請内容は、事業の趣旨に則ったものであるか。

・成果の享受が特定の受益者のみにとどまらず、公益的な波及効果が期待されるか。

・新たな技術開発等に係る事業にあっては、技術の進歩に画期的な役割を果たし、新しい産業の創出への発展の手掛かりが期待できるなど、提案課題に新規性・先進性が期待されるか。

 

上記に記載されている他にも補助金の種類により様々な審査基準が設けられています。目的や計画が達成・実現できるものであるか、その事業が社会にとって意義のあるものであるか、事業者の経営能力や財務状況はどうかという点が審査基準となるようです。

 

○さいごに

いかがでしたでしょうか。申請できる補助金や助成金は他にも多数あります。補助金に関しては申請ができる期間が決まっており期間締切日までに提出書類の準備を行い申込みをしなければなりません。

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