IT導入補助金について

札幌の行政書士法人Ａｉｍパートナーズです。

本日は、IT導入補助金についてお話させていただきます。

[目次]

◆概要

◆補助金の対象

◆さいごに

○概要

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者等の業務の効率化やDXの推進、セキュリティ対策に向けたITツールの導入費用を支援するための補助金です。PCやタブレット端末、ソフトウェア、レジ、券売機等が該当します。

○補助金の対象

補助金の対象は下記のように区分けされています。

【通常枠】

自社の課題にあったITツールを導入し業務効率化や売上アップをサポートするものです。「病院で紙管理していたカルテの保存スペース解消のため、クラウド型電子カルテを導入」や「宿泊施設にて複数の宿泊予約サイトを一元管理できるツールを導入」などといった事例があります。

【インボイス枠】

<電子取引類型>

取引関係における発注者がインボイス制度対応のITツールを導入し、受注者である中小企業・小規模事業者等に対し無償でアカウントを供与して利用させる場合、その導入費用が補助されます。

<インボイス対応類型>

インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトの経費の一部が補助されます。

【複数社連携IT導入枠】

中小企業や小規模事業者が連携してITツールを導入することにより、地域DXの実現、生産性向上を図る取り組みに対し、複数社へのITツールの導入を支援するものです。コーディネート費や取り組みへの助言を行う外部専門家に係る謝礼金等も含まれます。

【セキュリティ対策推進枠】

セキュリティの強化やサイバー攻撃被害による生産性向上を阻害するリスクを低減するための支援です。

「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているサービスのうち、IT導入支援事業者が提供、かつ事務局に事前登録されたサービスを導入する際にサービス利用料（最大2年分）が補助されます。

○さいごに

いかがでしたでしょうか。

ITツールを導入することで業務効率化を図ることができ、条件を満たせば費用は補助金で充当できる、ということであれば使わない手はないと思います。ただし、いずれの申請類型についても交付決定前に契約・導入等を行い、それに伴い発生した経費は補助対象となりませんので注意が必要です。　

上記に関するご質問・ご相談などがございましたら、行政書士法人Ａｉｍパートナーズまでお気軽にお問い合わせください。

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